2010-02-05 00:09:20
タジマです。
角川つばさ文庫「走れメロス 太宰治 名作選」の見本があがってきました。
メロスの周りが赤い夕陽のため、
肌色が上がったらどうしようと心配していたんですが、
印刷時に立ち会ってよかったです。
キレイな色に仕上がりました。
イラストは、
青い鳥文庫の大ヒットシリーズ「黒魔女さんが通る!!」の画家、
藤田香さんにご執筆いただきました。
さし絵点数はなんと30点。
画家さん超たいへんです。
でも藤田さんのおかげでより楽しい本に仕上がりました。
そのさし絵をちょっとこちらでご紹介さしあげます。
▼「走れメロス」より(撮影というか親指:クドー)
メロスもセリヌンティウスも超美形です!
ちなみにこの時点でメロスは素っ裸です。
▼「畜犬談」より(親指:クドー)
ポチかわいいです! そして藤田さんの太宰かわいすぎ(笑)!
(余談ですが、「畜犬談」での太宰のキャラ設定は、
無類の犬嫌い&犬恐怖症です。
でも本文には「ほんとは犬好きでしょう!」と笑ってしまうような描写が
多いです。
――大めし食って、食後の運動のつもりであろうか、
下駄をおもちゃにして無残に噛み破り、
庭に干してある洗濯物を要らぬ世話して引きずりおろし、
泥まみれにする。(「畜犬談」より)
――いっそ他人のふりをしようと早足に歩いてみても、
ポチは私の傍を離れず、私の顔を振り仰ぎ振り仰ぎ、
あとになり、さきになり、からみつくようにしてついてくるのだから、
どうしたって二人は他人のようには見えまい。
気心の合った主従としか見えまい。(「畜犬談」より))
子どもたちが、手に取りやすいインターフェイスになったかと思います。
たくさん読んでくれるとうれしいです……
藤田さん、ありがとうございました!

2010-02-03 17:21:01
いま出版界で話題の、電子出版のトピック。
http://ascii.jp/elem/000/000/494/494819/index-2.html
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-9fd2.html
電子出版の時代が本格的に来た場合、
どうしようもない電子書籍が乱造され、
「いかに自分の本を見つけてもらうか」が
鍵になってくるでしょう。
(iphoneアプリが今その状態で、数十本も売れず、
気付かれずに沈んでいくアプリが大多数)
いっぽう、ますますネット等での口コミ効果や
人気著者の名前、人気編集者の名前、
ブランド名(例:つばさ文庫、電撃文庫、ダンジョンズ&ドラゴンズ等)
などが重要になってきます(糞のような本を掴まされないために)。
人気著者、人気編集者は出版社を離れても
本を出せるようになりそうです。
(法的なチェックなどは、安く外注化できるでしょうし)
大手出版社は、一部の人気著者(村上春樹先生など)、
一部の人気編集者の莫大な利益によって
何とかなっている面が大きいので、
彼らが電子書籍で出版社を離れたら
大手の出版「社」は今後、給与面などで厳しくなるかも、ですが、
この大変化を逆にチャンスにできる人もいるでしょう。
ダンジョンズ&ドラゴンズ小説のような、熱いファンの方がいる
タイトルは、電子書籍の時代でも、埋もれずに、検索して
探して買ってもらえそうに思いますので、チャンスかもしれません。
現在、絶版の書籍群を電子書籍で復刊できたら、などとも
夢想しますが、環境が整うまでは、まだ時間がかかるかも、です。
良い本をいつでも買って読めるようにすべく、がんばります!

2010-02-01 17:53:45
ブログの更新が滞っており、恐縮です。
●『ドラゴンランス秘史 第三巻』(レイストリンがどのように黒ローブになったのかを語る)
●『ダークエルフ物語 暗黒の包囲網(仮)』(「ドロウの遺産」シリーズ3巻目)
の、安田均先生、笠井道子先生による御翻訳作業も着々と進行中です。
お楽しみに!
今後、このブログでは、日々の雑感なども少しご報告していこうと思います。
よろしくお願いいたします。

2010-01-12 17:22:36
ドラゴンランスのトレーラーをyoutubeにもupしました。
角川アニメチャンネルでupしてもらいました。
dragonlanceで検索してくるのか、本国のファンの方々が話題にしていておもしろいです。
http://www.youtube.com/watch?v=omnxnzqhine
年末でばたばたしていたので、こちらで告知しはぐっておりました。
ごめんなさい。
どうぞよろしくおねがいいたします!!

2010-01-05 12:35:05
みなさま、明けましておめでとうございます!
今年もたくさん本を出していきます。
あとブログの更新をもうちょっとマメに……
どうぞよろしくお願いいたします。
実は本日より仕事はじめです。
元旦に、初日の出を見ようと、
外で30分立ちっぱなしでひいた風邪がなおっておりませぬ。
ふらふらです。
どこから仕事に手を付けていいのやら、忘れてしまいました。
かなりまずい状況です。
なにか入稿があったような……。
話かわって、2月15日に角川つばさ文庫で、
太宰 治・作/藤田 香・絵の「走れメロス 太宰治 名作選」を刊行いたします。
本体価格560円で、イラスト・価格ともに他社の文庫とくらべてより手に取りやすいものとなっているかと思います。
今年度は太宰生誕100周年ということで、
角川映画が生田斗真・主演で映画「人間失格」を2月に公開します。
これを機会にまだお読みになっていらっしゃらない方はぜひ!
うちの太宰本をおすすめいたします。
過去の名作を読まれるときに、旧漢字や旧仮名遣い、ルビなしで送り仮名が送られていなかったりして、読みづらいことになっている作品は多々あるかと思いますが、そういったものがすべて直っております。
(新字・新仮名遣い・総ルビだと、びっくりするほど読みやすい。)
また改行が少なかったり、文字が詰まったりしていて読みづらいものは、イラストをたくさん入れて、休み休み読み続けられるように配慮いたしました。
さらに必要以上にむずかしい漢字は、ひらがな表記に変更しました(あくまで最低限の変更です)。
ラインナップも、卒論が太宰のクドーと数々の議論のすえ、高尚な文学ではなく、エンターテイメント性に富みつつ「感動できる」をテーマに、太宰の本当の良さがでた11の短編をえらびました。
走れメロス
畜犬談
葉桜と魔笛
黄金風景
駈込み訴え
眉山
燈籠(とうろう)
善蔵を思う
桜桃
トカトントン
心の王者
以上どうぞよろしくお願いいたします!







