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  • ドラゴンランス 1 廃都の黒竜

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    “誰もいない──魔術師レイストリンはそう考えて困惑した。どうも変だ。大勢のどぶドワーフたちはどこにいるのだ?何かがおかしいという気がしたが、あと戻りする時間はない──タニスたちはもう秘密のトンネルの入り口に向かっている。彼は苦笑いを浮かべた。馬鹿な冒険をしたものだ。この不幸な都で、おそらくぼくたちは全滅するだろう……”
    五年ぶりに故郷で再会した、孤児のハーフ・エルフの戦士タニス、肉体を犠牲に強力な魔術師となったレイストリン、その陽気な双子の兄である怪力の戦士キャラモン、厳格な典範に生きる騎士スターム、好奇心旺盛で身軽な錠前破りの名人タッスル、頑固なドワーフ族の老戦士フリント──。彼らは、聖なる青水晶の杖を授かった蛮族の族長の娘ゴールドムーン、その恋人にして長身の戦士である蛮人リヴァーウィンドを救ったことをきっかけに、理由もわからぬまま、怪異な謎の軍団に追われることとなる。彼らは、故郷を脱出し、死者の守る〈闇の森〉を抜けるなど数多の冒険を繰り返す数奇な運命をたどりながら、次第に杖の謎の核心に近づいていく──。そして彼らは今やついに、忘れ去られた廃都ザク・ツァロスで、邪悪なブラックドラゴン キサンスとの絶望的な戦いに挑もうとしていた……。

  • ドラゴンランス 2 城砦の赤竜

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    “「ドラゴンランスだ!」タッスルはつぶやいた。老魔術師は一人でうなずいた。「そうじゃよ、おちびさん」とささやく。「わかったようじゃな。答を見つけたのじゃ。いつかおまえさんは思い出すだろう。だが、いまではない。いまではない」腕をのばすと、彼は節くれだった手でタッスルの髪をかきまぜた。「ドラゴン……あれ?ぼく、何を話してた?」タッスルは思い出せなくなった──”
    再び崩壊した廃都ザク・ツァロスを後にした一行は、故郷ソレースに戻る。しかし、ソレースはすでにレッドドラゴン群の火炎に焼かれ、ドラコニアン──死してなお敵を殺す能力を持つ邪悪な種族──の軍団に完全に制圧されていた。一行はそこで囚われの身となり、奴隷鉱山へと送られるが、その途上で謎の部隊の襲撃に遭う……。タニスの幼なじみのエルフ ギルサナス、その妹でタニスに思いを寄せる美女ローラナ、そして謎の老魔術師フィズバンら新たな登場人物を加え、物語は急展開を迎える。陰謀、疑惑、裏切り、自己犠牲、そして友愛──キス=カナンの伝説の魔剣を授かったタニスら一行は、伝説のドラゴンランスの秘密をかいま見ながら、ついには暗黒の僧侶であるドラゴン卿ヴェルミナァルド、レッドドラゴン エンバーとの対決のときを迎えるが……。

  • ドラゴンランス 3 氷壁の白竜

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    第3巻より、物語の舞台はアバナシニア平原という一地方をこえ、アンサロン大陸全土へと広がる。
    ドラゴン群の襲撃を受けながらも九死に一生を得た一行は2手に分断され、お互いの生存も確認できぬまま、おのおの苦しい旅を強いられる。
    そしてラストでは、ついに英雄ヒューマとドラゴンランスの謎、ドラゴンの驚くべき秘密が解き明かされるのである──
    “「さよなら、兄さん。僕にはもう兄さんが必要じゃないんだ。弱くて恐れているってどんな気持ちかな、兄さん?」レイストリンはケンダーの死体をまたいで、闇の中へ消えていった……”

  • ドラゴンランス 4 尖塔の青竜

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    第4巻では、戦争の命運を決する要害の地パランサスを防衛する要所〈大司教の塔〉に、強力なブルー・ドラゴン軍が襲いかかる。
    圧倒的な戦力の差、そして騎士団の内部分裂──危機的な状況を打開すべく、スタームは単身、ドラゴン卿の騎竜スカイアとの絶望的な戦いに臨むが……。
    明らかになるドラゴン・オーブの驚異の能力、そしてドラゴン卿に捕らわれたタニスの運命は?──各々が自らの存在をかけた苦悩を生き抜く中、一行はかつてない試練、そして悲劇に見舞われる。

  • ドラゴンランス 5 聖域の銀竜

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    第5巻では、怒り狂ったドラゴン卿を乗せたブルー・ドラゴンが、タニスら一行を乗せた海賊船に襲いかかる。果たして船は〈鮮血海〉の大うずに引きずり込まれ──。
    発覚するタニスの裏切り、仲間を見殺しにして去るレイストリン、ついに死を覚悟する一行……そして明らかになる"〈大審問〉で双子を襲った衝撃の事件"とは?戦乱の鍵を握る〈緑宝石の男〉ベレムの謎、そしてパランサスの大図書館で深まるレイストリンの正体とは? 
    善竜たちはなぜ消えたのか?ドラコニアンはいかにして誕生しているのか? 
    ──多くの謎の解明を進めながら、善竜たちの飛来、そして最凶のドラゴン卿アリアカス、死の騎士ソス卿の登場を得て、ストーリーはいよいよクライマックスへと加速する。
    "「では、これでそなたの旅は終わりだな、わが旧友よ」アスティヌスは無感情に言った。レイストリンが頭を上げ、金色の眼に熱病めいた光が点った。「あなたはやはりぼくをご存じなんだ! ぼくはいったい誰なんです?」レイストリンはアスティヌスに迫った……"

  • ドラゴンランス 6 天空の金竜

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    戦争の行方は絶望的なまでに不利だった。
    世界は〈暗黒の女王〉の前についにひれ伏すのか?
    そんな中、囚われのローラナを救うべく、そして戦争終結の鍵を握る〈緑宝石の男〉ベレムの謎を解くべく、タニスら一行は、敵のふところ── 〈暗黒の女王〉タキシスの神殿が存在するネラーカへの潜入を試みる。
    苦難の末、ネラーカにたどり着いた一行が目にしたものは、ドラゴン軍の圧倒的なまでの大軍勢と、最凶のドラゴン卿アリアカスが率いる巨大な浮揚城塞であった。
    そこで一行は捕らえられ、タニスはキティアラとともに再び一行のもとを去る──。ついに解かれるベレムの謎、一行を襲う新たな悲劇、そして意外な形で最後に現われたレイストリンが語る真実とは……?物語が最大のクライマックスを迎える中、一行の真の勇気と友情、そして信頼が試される。一大叙事詩『ドラゴンランス』全六巻、ついに堂々完結!!