「ドラゴンランス」シリーズは、全世界で累計5000万部を売ったとされる、米国の大人気ファンタジー小説シリーズです。

その舞台は、騎士やドワーフ、エルフ、ゴブリン、オーク、ドラゴン、ユニコーンなどが棲息(せいそく)する、壮大なファンタジー世界「クリン」。その濃密さと設定の緻密さは、『指輪物語』を超えるとの声もあります。

そしてそのストーリーは、 まさにハラハラ、ドキドキの"剣と魔法"、そして"愛と友情"の物語! 「これほどドラゴンが恐ろしい小説は初めて!」「ここまでスケールが大きく、感動できるファンタジーは他にない!」などの声も多数聞かれる歴史的名作です。

一度ハマってしまうと、続編/外伝をすべて読みたくなってしまう、という方も多い、要注意(?)の作品でもあります。

謎の多い魔法使いであるレイストリン――彼は幼少の頃から、病弱で皮肉屋、「自分は誰よりも頭がよい」とうぬぼれ、それを態度で示すため、皆から嫌われ、友もなく、うとまれる存在でした。
そんな弟を常にかばう、ハンサムな巨漢の戦士が兄のキャラモンです。キャラモンはレイストリンとは双子ですが、おおらかで陽気、そして優しい人柄のため、常に人望に恵まれ、仲間から信頼されています。

そんなキャラモンが、常に真っ先に心配し、かばい、優しい手をさしのべる対象がレイストリンなのですが、レイストリンはそうした兄からの同情や憐憫(れんびん)を何よりもつらく、悲しく思っています。
そんなひ弱なレイストリンが、自らの一生を捧げる対象として見出したのが、魔術の道でした。魔術こそ、彼の明晰な頭脳をいかして強大な力を得られる道だからです。
彼は魔術師になるための試練である〈大審問〉を異例の若さでパスし、魔法使いとして第一歩を歩み出しますが、そうした魔力と引き替えに、彼は永遠に健康を失い呪われた姿になってしまいます。

タニスら冒険者一行を救うべく、魔法をかけるたびに、血を吐き、倒れるレイストリン……彼の真の野望とは?果たしてレイストリンは本当に味方なのか?

この作品の最大の魅力は、その壮大で作り込まれた世界観です。読者の方は、必ずや、実際に自分がファンタジー世界に入り込んで冒険を実体験しているかのような興奮を味わえるでしょう。

そして本作品のもう1つの最大の魅力は、互いにけなしあったり、助け合ったりしながら成長していく、愛すべき登場人物たちです。上の囲み記事でご紹介しているレイストリンのほかにも、ひと癖もふた癖もある魅力あるキャラクターがたくさん出てくるのが、ドラゴンランスの魅力。

とにかく過酷かつ絶望的な状況下で、命をかけて試されるお互いへの友情と信頼、そして愛のストーリーは、本当に感動的です。そして、そのやりとりに思わず吹き出すこともしばしば。いっぱい笑えて、いっぱい泣ける、エンターテイメントの要素がふんだんに盛り込まれた作品です。1巻、2巻と読み進めるうちに、読者の方々は、登場人物達を昔なじみの友人であるかのように身近に感じることでしょう。

 そして、ドラゴン!とにかく、ドラゴンランスで出てくるドラゴンたちはとてつもなく恐ろしい!そして読んだだけで、実際にドラゴンに相まみえ、ドラゴンに触れたかのようなリアリティがあります!!ドラゴンに興味のある方は、必読の作品といえるでしょう。

ぜひ多くの読者の方にこの興奮と感動を味わっていただきたいと思います。