こんばんわ、ファンタジー担当のタジマです。
でてきました! でてきましたよ!!
ドラゴンランス1の刷り出し※が……
つばさ文庫の緑色の特色は本当にキレイです~。
※ちなみに刷り出しとは、本番の印刷前の練習用(色あわせ用)に刷った印刷物のことです。
一両日中にはすべての印刷が終了し、折って製本して、本がすぐ出来上がってきてしまうわけですよ。
7/15には店頭に並びます。
何冊本を作っても、店頭に並ぶことを考えるとドキドキしてきます。
現代の子供たちにもこの作品の良さがちゃんと伝わると良いな、と思います。
「良い作品に出会えた」と、たくさんの子供たちに思って頂けたらたら嬉しいです。
そして、大人読者の皆様にも、改めて(もちろん「初めて」でも)この作品に出会って頂きたいです。
翻訳者の安田均先生もおっしゃっていましたが、ドラゴンランスは読む度に新しい発見がある作品です。
1巻に、すべての伏線がはられているんですよ。
シリーズ通して読んだ後ですとよくわかります。
また、はじめに読んだ時よりも、大分時間が経つと、感情移入していくキャラクターがかわってきます。
「子供のときはレイストリンに感情移入していたけれど、大人になるとタニスに感情移入するようになった」と、読者の方からお聞きすることもあります。
タニスって、本当は短気なくせにぐっと我慢して、自分勝手ばかり言う仲間たちを、リーダーとして包み込もうとするんですよね。
なかなかできないことだけれど、大人になると実社会でそういったシーンに直面する方も多いのでしょう。
タニスだけでなく、どのキャラクターも人間くさくて魅力的です。
スタームの悲しさや、レイストのみじめな思いとそれに付随する周囲への怒り、キャラモンの献身の理由、タッスルの優しさ、フリントの老いへの恐怖、リヴァーウィンドの自尊心や、それに翻弄されるゴールドムーンの辛さが、年を経るごとに前よりももっとくっきり見えてきます。
本当に人間くさいですよね~(笑)。
みんなそれぞれの思いがあって、ぶつけあって傷ついて。
でも手を取り合わなくてはいけなくて……。
人の生の感情があふれています。そこがまた良いのです!
米国人が書いた小説なのに、日本人のわたしたちにもものすごく心に刺さる物語です。
発表されてから20年以上経つのに、これはすごいことです。
大人になると、子供のときよりもなかなか感動することが少なくなるかもしれませんが、この作品をもう一度お読みいただければ、ドラゴンランスに改めて出会い、改めて感動していただけるものと思います。
★また、「アイスウィンド・サーガ 冥界の門」の編集も着々と進んでおります! 近くに発売日等に関しましてご報告いたしますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。